こんにちは。YOSHITAKA(@YOSHITA19704216)です。
- Android API レベルが開発のどこに関係するかがわかります。
Contents
Android API レベルが開発に必要な理由
対象者
- Android開発をしている人が対象になります。
API レベルとは
APIレベルとは、簡単に言えば、Androidバージョンに対応したAPI レベルがあるということです。
詳しく伝えるとAndroidプラットフォームのバージョンによって提供されるフレームワークAPIリビジョンを特定するユニークな整数です。
このAPI レベルを使用してアプリ開発者が行うことは主に次の2点です。
- 端末のバージョン(API レベル)でアプリの処理を分岐させる
- Google Playでアプリを公開するバージョン(API レベル)を指定
端末のバージョン(API レベル)でアプリの処理を分岐させる
自分が開発していた時はPermissionでこの方法を使いました。マイクの許可権限やカメラの許可権限でこの部分を利用します。
プログラム中で実行環境の端末のバージョンを判定してロジックを分ける方法を説明します。
まずは、実行環境の端末のバージョンは次の値で取得できます。
実際に取得できる値はバージョンではなくバージョンと対応するAPI レベルの値です。
Build.VERSION.SDK_INT
例えばバージョン5.0以上と未満で処理を分ける場合、次のようになります。
if (Build.VERSION.SDK_INT >= Build.VERSION_CODES.LOLLIPOP) {
// Android 5.0 以上のバージョンの処理
} else {
// Android 5.0未満のバージョンの処理
}
if文の左辺でAndroid端末のAPI レベルを取得し、Build.VERSION_CODESの値を右辺に設定して、特定のAPI レベル以上であるかを判断しています。
Google Playでアプリを公開するバージョン(API レベル)を指定
アプリをリリースするためには、アプリを使用可能なOSのAPI レベルの範囲を指定する必要があります。
例えばAndroid 5.0~8.0 までを対象のアプリにすると決めるということです。
設定するのは以下の値で、この値にAPI レベルを使用します。
- 最小バージョン(minSdkVersion)
- 対象バージョン(targetSdkVersion)
詳細は時間があったら別記事でアップしたいと思います。
ちなみにgradleのファイルにこの内容を書かないとビルドエラーがおこります。
まとめ
今回はAndroid API レベルとバージョンについてお伝えしました。
※プログラミングは習得中ですので、参考程度に記事を読んでください。