こんにちは。YOSHITAKA(@YOSHITA19704216)です。
リニューアル前のホームページで使用していた独自ドメインを、新しいサイトでもそのまま使用したいという声が多く、DNSの知識が必要という人が多いです。
DNSレコードの種類の基本を抑えていきましょう。
- DNSレコード種類を大まかに理解することができます。
Contents
外部のサイトに接続する「ネームサーバ方式」と「ポインティング方式」
2種類の選択基準ですが、メールサーバの使用の有無で決めます。
- ネームサーバ方式:ネームサーバを使って、接続する方法
- ポインティング方式:IPアドレスに割り当てて、接続する方法
どちらも取得されたドメインのサイトの管理画面(ドメインマネージャー)にログインし、DNSレコードを編集する事で、他サイトとの接続が可能です。
- メールサーバなどの使用がない場合は、基本的にネームサーバ方式で接続が楽です。
- 今まで独自ドメインでメールサーバを使用しており、今後も同じメールサーバを使用する場合は、ポインティング方式を活用します。
(ポイントティング方式でないと、メールが使えなくなります)
ポインティング方式を活用する場合は、DNSレコードの知識が必要になります。
DNSレコードの種類と役割
DNSとは、ドメインネームシステムの略で、「ドメイン名」と「IPアドレス」をセットにして認識させる仕組みです。
「DNSレコード」には、「A(AAAA)」「CNAME」「MX」「NS」「TXT」などの種類があります。
ホスト名を、どのIPアドレスへ変換するかを指定するレコードです。
内容に「IP アドレス」を入力します。
例:tlworks-japan.com. A 23.236.〇〇.〇〇〇
このドメイン名と、このドメイン名が同じだと指定するレコードです。
内容に「ホスト名」を入力します。
例:www.tlworks-japan.com CNAME www〇〇.wixdns.net
m.tlworks-japan.com CNAME www〇〇.wixdns.net
メールサーバと優先度を指定するレコードです。
内容に「ホスト名」を入力します。
例:tlworks-japan.com MX(10) aspmx.l.〇〇〇〇.com
( )内の数字が優先度です。
20.30.40.50・・・・と数字が増えると、優先度は下がります。
ホストの情報を記述するためのテキストを指定するレコードです。
SPFメール認証システムへ、情報を提供する際に使用します。
※ドメイン接続する際には特に指定する必要はありません。
【補足】ドメインの知識
「.com」「.net」「.org」をはじめ、「.biz」「.info」「.jp」など用途や国によって多くの種類があります。
基本的に半角英数字(A~Z、0~9)と半角のハイフン「-」が使用可能で、その文字列によって判別されます。
また、既に取得されているドメインは新たに取得できません。(いわゆる早い者勝ちで取得が可能です。)
https://www.cross-accelerate-business-create.comのホームページのケースを考えます。
https://www.cross-accelerate-business-create.com/
- 「www」が、ホスト名
- 「cross-accelerate-business-create.com」が、ドメイン名
メールアドレスのケースだと
info@cross-accelerate-business-create.com
@の後ろの「cross-accelerate-business-create.com」が、ドメイン名
まとめ
今日は DNS レコードの種類を中心にお話しました。
他サイトとの連携をするには、「ネームサーバーを使うか」 「IP アドレスを割り当てて接続する」方法しかありません。
この2種類は、メールを使用する有無によって方式が分かれています。
特に WordPress を使う場合は、移管手続きなどはポインティング方式を使うことがありますので、この知識も持っておくといいでしょう。
ネームサーバー方式は、別ページに記載していますのでご覧ください。
またWebツールの活用方法をメルマガで配信していますので、特典を受け取って情報を得てくださいね。