ビジョンを描く必要性。僕が信じているものが共感してほしい。 サイモン・シネックより

こんにちは。YOSHITAKA(@YOSHITA19704216)です。

初心者
人を動かすにはどうしたらよいのですか?

よしたか
私もこの講義で伝え方を変えました。テクニック論が少ないのは信じていることを発したいからです。

多くの人に前向きに私は動いてほしいと想っています。

だから、テクニックだけで伝えるのは止めています。

想いをたくさん述べてから、テクニックも補足でつけていくことを目標にしています。

この記事を読むことで
  • 自分のビジネスをするときの伝え方がわかります。
  • スティーブ・ジョブズ、キング牧師の王道の伝え方

Contents

あなたが起業するならこのマインドが必ず必要になる

「Appleが確信的な理由から」説明する

どうしてアップルはあれほど革新的なのか。

毎年、毎年他の競合のどこよりも革新的であり続けています。

でもコンピュータの会社には変わりありません。

他の会社と似たようなものです。

同じような人材を同じように集め同じような代理店やコンサルタントやメディアを使っています。

ではなぜアップルには他と違う何かがあるように見えるのか。

 

なぜ、マーチンルーサーキングが市民権運動を指導できたのか市民権運動以前のアメリカで苦しんでいたのは彼だけではありません。

彼だけが優れた演説家だったわけでもありません。

なぜキング師だったのでしょう。

 

ライト兄弟が有人動力飛行を実現できたのはなぜでしょう。

人材を揃えて資金も潤沢なー他のグループでも有人動力飛行を実現することはできず、ライト兄弟に負けてしまいました。

何か別な要因が働いています

伝え方の共通点

偉大で人を動かす指導者や組織は全て

アップルでもマーチンルーサーキングでもライト兄弟でも

考え、行動し、伝える仕方がまったく同じなのです。

 

そしてそのやり方は他の人達とは正反対なのです。

私はそれを定式化しました。

 

世界でもっとも単純なアイデアかもしれません。

私はこれをゴールデンサークルと呼んでいます。

 

例を示しましょう。

私がアップル製品を使っている理由は分かりやすく、

誰でも理解できるからアップルが他の会社と同じだったらこんなCMを作るでしょう。

 

「我々のコンピュータは素晴らしく、美しいデザインで簡単に使え、ユーザフレンドリーひとついかがですか?」

いりません。

我々のほとんどはこんなふうに伝えます。

 

マーケティングや売り込みもそう我々の対話のほとんどがそんなふうに行われます。

何をしてどう違い、どう優れているかを述べ、相手に何か行動を期待します。

Appleが人に伝える手順

アップルならこんな風に伝えます。

  1. 我々のすることはすべて世界を変えるという信念で行っています。
  2. 違う考え方に価値があると信じています。
  3. 私たちが世界を変える手段は美しくデザインされ、簡単に使えて親しみやすい製品です。
  4. こうして素晴らしいコンピュータができあがりました。

 

一つ欲しくなりませんか?

全然違うでしょう?

買いたくなりますよね?

 

今したのは情報の順番を逆にすることでした。

これが示すのは

人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされるということです。

人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされるのです。

自分の信じていることを信じている人と行動する

だから、この場にいる人はだれもが安心してアップルからコンピュータを買っているのです。

そしてまたMP3プレイヤーやスマートフォンやビデオレコーダーも安心してアップルから買えるのです。

でもアップルは単なるコンピュータ会社です。

 

アップルと他社とで何か仕組みが違うわけではありません。

競合会社にだって同様の製品を作る力があります実際挑んだこともあります。

数年前にはゲートウェイが平面テレビを出しました。

ゲートウェイにはそのための卓越した技術があります。

 

PC用の平面モニタを何年も作ってきたのです。

しかし全然売れませんでした。

デルはMP3プレイヤーとPDAを発売しました非常に高品質な製品です。

デザインも申し分ありません。

でも全然売れませんでした。

 

実際今となってはデルのMP3プレイヤーを買うなんて想像すらできませんよね。

コンピュータ会社のMP3プレイヤーなんて誰が?でもみんなアップルからは買うのです。

 

人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされるのです。

 

自分が提供するものを、必要とする人とビジネスするのではなく、

自分の信じることを、信じる人とビジネスするのを目標とすべきなのです。

脳科学から考えても間違いない

全ては生物学の原理に基づいていることです。

心理学ではなく、生物学です。

 

ヒトの脳の断面を上から見ると、脳は3つの主要な部位に分かれているのがわかります。

それはゴールデンサークルと対応しています。

 

一番新しいホモサピエンスの脳は、大脳新皮質であり「何を」のレベルに対応します。

新皮質は合理的分析的な思考と言語とを司ります。

 

内側の二つは大脳辺縁系に対応し、これは感情、信頼、忠誠心などを司ります。

また、ヒトの行動を司り、全ての意思決定を行いますが、言語能力はありません。

 

言い換えれば、

外から中へのコミュニケーションを行っているとき、

確かに大量の複雑な情報を理解できます。

 

機能やメリットや、事実や数値などです。

しかし、行動につながりません。

 

中から外へのコミュニケーションを行っているときには、

行動を制御する脳の部分と直接コミュニケーションすることが出来ます。

 

言葉や行為によって、理由付けは後からすることができます。

 

直感的な決定はここから生まれます。

 

時には誰かにあらゆる事実やデータを伝えても

「細かい事実は分かったけどどうも納得感が得られない」

と言われることがあります。

 

どうしてここで「感」なんでしょうか。

 

理由は

脳の意思決定をする部位は言葉を扱えないからです。

 

せいぜい「分からないけど納得“感”がない」という言葉なのです。

 

時には胸の内一つとか魂の導きに従ってとも言いますが、

でも別に頭以外の部分で意志決定するわけではありません。

 

すべては大脳辺縁系で起きています。

 

辺縁系は意思決定を司り言語は担当しません。

なぜやっているかを自分で知ること

人々は「なぜやっているのか」に反応するのに

 

なぜやっているのか、自分でわかっていなければ、みんなを引き付けられるわけがない。

 

  • 投票してもらうにせよ。
  • 何か買ってもらうにせよ。

 

 

あなたがしていることに忠誠心を持って加わりたいなどと思わせられるわけがない。

 

 

自分の商品を必要とする人に売るのではなく、

自分が信じるものを信じてくれる人に売ることを目指すべき

です。

 

 

単に仕事を求めている人を雇うのではなく、

自分の信念を信じてくれる人を雇うことを目指すべき

です。

 

私がいつも言っていることですが

 

仕事ができるというだけの理由で、

採用した人はお金のために働く

でしょう。

 

しかし、

あなたの信念を信じてくれる人を雇えば、その人は血と汗と涙を流して働くのです。

自分が信じていることについて語れば、信じてくれる人を惹きつける

人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされるのです。

 

そして

自分が信じていることについて語れば、

そのことを信じてくれる人たちを惹きつける

でしょう。

 

では、なぜ自分の信念を信じてくれる人を引き付けることが重要なのでしょう。

技術はあとからでもよい

技術がまだ標準になっていなくともお構いなしです。

ちなみに彼らがそうするのは

技術がすごいのが理由ではなく、自分たちのためです。

 

一番乗りをしたいのです人は

「何を」ではなく「なぜ」に動かされるのです。

 

そして、

信じることをただ行動で示すのです。

人は自らの信じることを示すために行動します。

 

iPhoneを買うために6時間も列に並んで立ちっぱなしで過ごすわけは

彼らが世界について信じていることのためです。

 

他の人にもその思いを見せたいのです。

 

自分が1番だったと人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされるのです。

「行動」は「信じていること」に共感してから

「何をするかは、信じることを示す限りにおいて」意味を持つのです

 

キング師だけが偉大な演説家というわけではありませんでした。

市民権運動以前のアメリカで彼だけが苦しんでいたわけではありませんでした。

実際彼のアイデアのなかにはひどいものもありましたでも彼には才能がありました。

 

彼はアメリカを変えるために何が必要かなどを説かず、彼は自分が信じることを語ったのです。

 

「私は信じている!信じている!!信じている!!!」と語りました。

 

彼が信じることを信じた人々が、彼の動機を自らの動機とし、他の人にも伝えたのです。

 

人々がついて行ったのは彼のためではなく、自分自身のためでした。

 

その中で「私には夢がある」という演説をしたのです。

「私にはプランがある」という演説ではありません。

リーダーと導く人の違い

リーダーと導く人は違います。

リーダーというのは権威や権力の座にある人です。

 

でも、

導く人というのは皆を動かすのです。

 

 

個人であれ組織であれ

我々が導く人に従うのは、

そうしなければならないからではなく、そうしたいから

です。

 

導く人に従うのは彼らのためでなく、自分自身のためです。

 

そして

「なぜ」から始める人が周りの人を動かし、

さらに周りを動かす人を見出せる力を持つ

のです。

 

まとめ

僕は教育事業を最後に世界に届けたいと思っています。

子ども達に人生をより良く生きてほしい。

自分は世界に影響を与えていきたい。

多くの人を助けたい。

 

その思いだけで雇用されるのを止めて、今自分のやりたいことをやっています。

このブログが少しでも多くの人に届いて、

多くの人が情熱に突き動かされて良い世界を一緒に作ってくれることを期待しています。

 

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